現役ファミレス店長の給料・年収・休日・メリット・デメリット公開します!

ファミレスで社員として働きたい!店長をしたい!もしくはファミレスの仕事をはじめたけどちょっと今後続けるかどうか迷ってるっていうあなたへ!

そんな人生の重要な選択をしようとしているあなたに向けてお伝えしたいことがあります。

ファミレスで店長として働くってどういう感じなんだろう?

年収はいくらぐらい貰えるんだろう?

休日ってどのくらい取れるのかなあ?

メリットは?

デメリットは?

といった疑問の答えについてお伝えしたいと思います。

 

申し遅れました。

私は飲食店の中でもファミリーレストランに携わってかれこれ20年以上になる40代のサラリーマン、南昌幸と申します。

店長、人事、教育、エリアマネージャー、等を経験してまいりました。

長年ファミリーレストランの仕事をやってきて(基本現場で)、色々とファミリーレストラン事情は良く分かっておりますので、そんな私の経験や、実際の数値など、お伝えできる内容は赤裸々にお伝えできたらな!そしてその情報があなたの選択決定に少しでもお役に立てたら幸いだな!と思い、記事にした次第です。

私自身、途中辞めたいと思ったこともありましたが、でも今続けてきて良かったと思っていますし、これからもまだ続けてい行こうと思っています!

 

 

それでは飲食店(ファミレス)事情を公開してまいりましょう。

以降、ファミリーレストランをファミレスという略称で表記しますね。

ファミレスの店長の仕事って?

 

まずは、ファミリーレストランの店長の仕事について、少しだけ触れておきましょう。

ここでは、現場でお店を運営する「店長」または「マネージャー」の仕事について見てみます。

※以降、「店長」で統一します。

店長の仕事5つ

❏お客様は何人か決める!

❏働く人を揃える!

❏食材を用意する!

❏備品を用意する!

❏働く人を配置する!

 

 

大きく分けるとこのようになります。

では、それぞれ簡単に触れておきましょう!

❏お客様は何人か決める!

まず本部から決められた予算(売上)が配られます。

これを日々配分して行きます。

要するにお客様が何人見込めるかを決めるわけです!

ここが店長の仕事の一番大事なところです。

私もここは肝なので、頭をフル回転して、情報を駆使して決めていきます。

なぜならこの割り振られた予算(売上目標)によって、人の配置も、食材の購入計画も、消耗品などの購入も量が決まってきますので!

ここを外すと、すべての数字がおかしなことになってきます。

具体的には、

●日々どのくらいのお客様が来られるのか?

●第二週月曜日の去年の天気は?

●去年の連休の流れと一緒か?

 

●3ヶ月の平均の売上傾向は上がり調子?それとも下げている?

●近くでイベントはある?

●販促チラシやテレビでのプロモーションは入るのか?

などを加味しながら予算を配分していきます。

❏働く人を揃える!

お客様がどのくらい見込めるか?が決まりましたら、働く人を揃えていきます。

〇〇人のお客様(見込みのお客様)に接客・料理をご提供するためには、どれだけの働く人(従業員)が必要なのか?って事を決めていくわけです。

例えば日曜日の12時~13時に80名のお客様を見込んでいるなら、その時間に10人の従業員が必要だな!と人数を算出し、その必要な人数を雇用し、教育する計画を立てていくわけです。

ファミレスの仕事は働く人がいてなんぼの世界です。

私は特に、先々を考え、早め早めに手を打つようにしています。それが働く人を常に揃える重要なポイントだと思っています。

❏食材を用意する!

お客様の見込まれる人数が決まったならば、どんなメニューが出るかを予想、考え、用意する食材とその量を決めていきます

例えば、一日に300名のお客様が見込まれる中、マグロ丼が10食販売する予想なならば、それに関する食材を必要数発注して用意しておく必要があります。

もちろん多少前後しますので、少しだけ余裕を持って発注しておくことも大事です。

食材を切らさないように、しかし、新鮮な食材を確保するっていうバランスがとても重要になってきます!

私は特に、流れというものを重視しています。食材の出るでないの傾向がありますので、そのあたりを逃さないようにしています。

❏備品(モノ)を用意する!

そして、モノを揃えていきます。

食器でしたり、消耗品(例えばストローとか)でしたり、機械でしたり、客席の状態でしたり、お客様を迎え、お料理を召し上がっていただくために必要なモノを揃えていくのです。

❏働く人を配置する!

こうしてお客様を迎え入れるための人と食材とモノの用意をしたら、様々な作業が発生してきますので、それらの作業に当たる人を配置していきます。

もし能力が足らなければトレーニングをしたり、フォローする人間を付けたり、事前の準備をしたり、様々な作戦を立てながら、割り振っていきます。

私はここに関しては、とにかく働く人達と話し合いながら共有しながら決めていっています。

戦略ですね!

 

 

というのが一連の店長の仕事になります。

では、そんな仕事をしている店長の年収はいくらなのでしょうか?

ファミレス店長の年収は?

ズバリ今勤続20年超えて店長を現役でしている私の年収ですが、

769万円ほど頂いております!

平成28年度のものなのでちょっと古いですが、参考になるとは思います。

 

しかし、社会保険で引かれている額も相当多いです。

その額120万円!

でもこれが将来のためになるんだったらと考えて、そして会社も半分年金として払ってくれていると思い直せば必要なことだと思います!

ちなみに、2018年から不動産も持っていまして、若干住宅税と確定申告で所得税の還付をゲットしています。

続いて、月収はどうでしょうか?

ファミレス店長の月収は?

はい、月収はこんな感じです!

47万円弱を額面で頂いております!

実際の手取り額は?

手取りでは、35万円弱になります。

控除は基本的には社会保険料として引かれています。(健康保険料や年金ですね)

手当としては、児童手当子供三人分(3万円)と住宅手当(12500円)と交通費(7500円ほど)が入ってこの額です。

いかがでしょうか?

これを高いとみるか?安いとみるか?

今どきの20年勤続して働いた飲食店店長の実際の給料明細でした!

次に休日について見てまいります。

ファミレス店長の休日

ここは公務員や一般的なメーカーなどとは大きく異なるところです。

基本稼ぎ時が祝日なので、土日は休みにくいです。

一週間の内、平日に2日ほど休むことになります。

ただ、きっちりと従業員が週間で出勤日が決まっているならば良いのですが、そうでない場合、かなり店長の休日もまちまちになってきます。

私はここには細心の注意を払っています。

自分がまず休みを確保できるように従業員のスケジュールを交渉し決めてしまいます

ここはかなり重要なことです。

まあ、たまに呼び出されることもあったりしまいますけどね!?

他に、連休制度や有給休暇も用意はされています。

私はこの連休制度を利用して、この夏は関ケ原・滋賀・京都の弾丸ツアーに言ってまいりました!

関連記事:岐阜から滋賀まで織田信長と明智光秀と関ヶ原高速体験記!

 

それでは、飲食店(ファミレス)店長のメリット・デメリットをみてみましょう!

飲食店店長のメリット!

大変そうなイメージが有る飲食店ですが、メリットもあります。

早速見ていきましょう。

❏一国一城の主を実感できる。

資源の制限や条件はありますが、決まったルールの中では、自分のやり方や考え方を実際の店舗運営に色濃く出すことが出来ます。

それがダイレクトに数字(結果)に出ることが多く、やりがいに繋ががります。

❏店舗運営で必要な事を経験できる。

今後、お店を出店したい人など、疑似体験としては最適でしょう。なんせ、経験を積みながらお金を頂けるのが大きいと思います。失敗しても、失業にはならない点も大きでしょう。

❏様々な人間と出会い、勉強になる。

主婦の方はそれほど動きはありませんが、学生のアルバイトさんは卒業があるため、入れ代わり立ち代わりです。

まあ、色んな人がいますので、そのたびに驚かされることもあります。

それが自分の人間データベースに蓄積されていって人の見る目が養われることになります。

❏スケジュールは自分次第

自分自身がスケジュールを組みますので、会議や、イベントなどが無い限り、自分で休む日と出勤する日を決めることが出来ます。

ただこれを完全に実現するには、従業員のレベルや、信頼関係が大いに必要となってきます。

私は自分の理想のスケジュールを達成するために、日々の計画やトレーニングを行っているといっても過言では無いでしょう!

❏住宅ローンが組みやすい。

大手の飲食店に入社出来て店長になれると、飲食店と言えども金融機関のイメージが良いので、住宅ローンなどを組みやすいです。また、不動産投資も同じ理由でしやすいといえます。

❏平日が休みやすい

業態の性格上、稼ぎ時が祝日のため、自然休みは平日になります。

平日は、テーマパークや施設は週末ほどは混んでいなく、スムーズな環境で楽しむことが出来ます。これはある意味大きなメリットと言えるでしょう。

❏体を動かすので健康的

基本的には、体を常に動かし、立って仕事をしています。ので、足腰を鍛えたり、日々運動をしているっていう環境には自然となりますね。

体を常に動かしているので健康的ではあります。

また、忙しい業務のあとの達成感などもあります。

私は、仕事の後のモンテールのシュークリームを食べるのが最高に幸せな瞬間だったりします!

 

それでは最後にデメリットを挙げましょう。

飲食店店長のデメリット!

❏休みが不安定になりがち

労働集約産業(人がいてなんぼの産業)なので、従業員を上手く採用し、配置し、教育していくことが出来ないとかなり厳しいです。信頼関係が崩れても同様の事が言えます。

人手不足に陥ると、自らが業務をかぶることになり、休めなくなり、店を見きれなくなり、あっという間に店は崩壊します。

ここは一番のデメリットです。

なので、はじめっから自分の休みを確保した上で、すべての計画を立てることをおすすめします!

❏祝日は休みにくい

平日は休みやすいですが、逆に祝日は休みにくいです。

それは、忙しさが平日よりも土日祝日の方が増すからです。

なので、祝日にあるイベントに行けなかったり、子供の休みに合わせられなかったり、と支障が出る事も多いです。

サービス業の宿命かも知れませんが、大きなデメリットですね。

ただ、そうは言っても、私は子供3人(10年間)の運動会(土曜日)にはほぼ9割参加していますし、結婚式(祝日)にも何度も出席していますので、要はやり方次第ですね。

 

❏長時間労働になりがち。拘束時間が多くなりがち

これも従業員がいるかいないか?ってところもありますが、お客様が計画よりもかなり多くご来店されたり、急遽従業員の数が不足(病気、怪我、妊娠など)した分をカバーしなければならないってことはあります。

 

大変さを従業員みんなで共有して明日また頑張ろう!みたいな雰囲気になれればしめたもんです!

❏肉体労働の面も否めない

基本は立ち仕事で、常に動いていることが多い仕事です。

なので、体力は結構使います。

重いものも持ちます。腱鞘炎になったり、腰を痛めたりなんて事も?!

これは、健康という意味ではメリットもあろうかと思いますが、過重労働になる可能性も秘めているってことは知っておかなければならない点です。

私は、日々の肉体労働に耐えれるように、一時期筋トレをしていた時期もありました。体力を付けておこうと考えたからです。動きがパワーアップしてメリットはありましたね。

❏従業員やお客様のクレームやトラブルに対応しなければならない

実際のお客様からのクレームや、派閥みたいな従業員同士のトラブルなど、これらは最終的に対応するのは店長です。

ここをスルーしてしまうと、取り返しの付かないこと(上司に対応してもらう。許してくれない。従業員の信頼をさらに失う)につながるので阻止したいところです。

でもここを逃げずに対応すると、もれなく従業員からの信頼を勝ち取れ、自分自身のスキルアップになり、話のネタにもなりますよ!

ファミレスの店長に向いている人は?

では、私がみるところのファミレス店長に向いている人はどんな人なのか?ちょっと参考までに挙げてみました。

1・それなりに常識がある人

2・問題をいつまでも引きずらず開示し相談できる人

の2点だと思います。

もう少し詳しく見てみましょう。

1・それなりに常識がある人

常識というのはどうしても必要になってきます。

というのは、働いてくれている従業員さんは、一般の方です。

主婦の方、学生の方、社会人の方が主なところです。

芸能界やスポーツ界のような才能が飛び抜けている事で食べていっている方たちが集まっているわけではないのです。

なので、世間一般の事を身に着けていない認めてくれず、やっていけない仕事だと思います。

例えば、

●時間を守る

●約束を守る

●正しい言葉使いをする

●挨拶をする

●返事をする

●ついてはいけない嘘はつかない

●あやまる

と言ったことです。

えーーそんなの当たり前じゃん!

と思ったあなたならば問題ありません。

しかし、これが出来なくて店をぶっ壊した人を何人も見てきています。

本当にこんなに基本的な事がとっても大事なのです。

なぜなら全て信頼関係につながるからです。

信頼関係が無くなったら誰も言うことを聞いてくれなくなり、終わります。

 

ちょっと怖いことを言ったようですが、難しくはないと思います。

子供の頃から教わってきたことですから。

でも、これが出来ないって言う人は向かないと思います。

2・問題をいつまでも引きずらず開示し相談できる人

もう一つは、問題をいつまでも引きずらずに周りの従業員や上司などに相談出来る人です。

問題は店を運営していますと、次から次へとやってきます。降ってくると言ったほうが適切かも知れません。

以前から分かっていた予想できうることから、想定外の突然やってくることまで様々な事がお店では起こります。

また、自分が起こした問題から、従業員が起こした問題、お客様が起こす問題など種類も様々です。

そんな様々過ぎる問題をある時は未然に準備しながら、ある時はその場の状況判断で一つ一つクリアーしながら前へ進んでいくのが仕事と言えます。

その問題をすべて考え過ぎて、自分の中にとどめておき、誰にも相談しないと問題が積み重なりすぎて、自分がぶっ壊れます

自分が壊れると店も機能しなくなってしまいます。

やはり相談したり、話し合ったりして、従業員みんなの知恵を借り、どうするかを決めて手を打って行くことがとっても重要です。

例えばクレーム対応等は最たるもので、やらかした瞬間からみんなに知ってもらい、何が問題かをはっきりさせ、じゃあどうする?ってことを決めちゃいます!

従業員同士の相性が合う合わない問題もそうですね。

色んなケースがあるとは思いますが、まずは話し合うって事がとっても大事な要素になってきます!

話せばだいぶスッキリしますし、本気で話せば大抵の人が聞いてくれます。

もちろん、前述の信頼関係が欠けていたら上手くことは運びませんがね。

 

以上、私が思う、ファミレス店長に向いている人でした。

まとめ

飲食店店長の仕事から、年収・月給とメリット・デメリットを見てまいりました。

少しは参考になりましたでしょうか?

 

最後に自分の挫折とその後復活したことを簡単に書いておきます。

勤めて最初の10年くらいは、評価しか気にしない時期、お客様や従業員の事を人として見ていなかった時期がありました。

上司からの評価のみを取ろうとしていましたので、相当嘘で塗り固められた評価でした。

完全に上を見て仕事していました。

結果はまずまずついてくるのですが、上へ行けば行くほどきつくなってきます。

そのうち崩壊しました。

実力はそんなに簡単につくものじゃない!と痛感しました。

自分の良いも悪いもすべてをさらけ出せるようになってからは精神的に楽になりました。

その境地に達するまで結構時間がかかったなあと思います。

今は、身の丈で仕事ができていますので、とっても楽です。

ある先輩が言っていました。

「残ったもん勝ち」だよと。

もちろんいろんな選択肢があると思いますし、色んな考え方があると思いますが、ファミレスの店長という選択肢も悪くはないなと思う今日このごろです。